【こやなぎでんきが考える防災】災害時に思うこと②~北海道胆振東部地震での大停電
こんにちは。小柳ひろみです。
今さらですが、大停電から学んだことを書き残しておきたいなと思います。
当店は公共施設の側からなのか、比較的早くに停電から回復しました。
6日の深夜0時前に通電しました。
てっきり中標津町全域で通電したのかと思ったのですが、一部だということが開店してから知りました。
この日も来店は多かったのですが、お客様の求めるものが売り切れで申し訳なかったです。
電気が回復して、インターネットも使えるようになったので、まずは乾電池や懐中電灯等を発注したのですが、品切れのものが多い❗
この時はよくわからなかったのですが、メーカーによっては札幌の倉庫が地震で大変なことになっていて品出しができない状況だったそうです。
あとは、大阪の地震や関西の台風の後だったのもあり、懐中電灯やラジオなどは品薄が続いていたようでした。
実はいまだに品切れが多くて、入手可能な商品を探しては発注している状況です。
売るものがないので、何かお客様の役に立てることはないかなと考えて、こんなことを発信しました。
少しでも困り事を解決できたらと、スマホやケータイの充電とテレビから情報収集もらえたらいいなと思ったのです。
そんなにたくさんの方が来たわけではありませんが、来ていただいた方には喜んでいただけました。
特に印象に残っているのは、スマホの充電を待っている間に、冷たいお茶を出したら「冷えた飲み物を飲むの久しぶりで美味しい。」と言ってもらえたこと。
暑い日だったこの日、少しでも喜んでもらえたら嬉しかったです。
電気屋は電気があってこそ、仕事があるんだなと感じた停電時だったけど、こういう時だからこそ電気屋として頼りにされることも多かったです。
わたしは、とりあえず情報を発信しようと心がけ、電池の入荷情報や懐中電灯やラジオの入荷情報など伝え続けていきました。
とれだけ役に立てたかはわかりませんが、大切なことかなと思ったんです。
中標津町は北海道の中でも札幌からも遠く、商品入荷には時間がかかります。
実際に電池の入荷は、荷物が多過ぎて積めなかったからという理由で、入荷が1日遅れました。
そんな地域の電気屋として、防災を意識した商品ラインナップ、在庫すべきものについて考えさせられた今回の体験でした。
いつでも「いまお客様にできることは何なのか?」を考え続ける電気屋でありたいなと思います。
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